うつは相談することから全てが始まるという真実

自分一人で考えない

一人で悩まないことが大切です

近年うつ病にかかる人の割合は増え続け、一説によると日本人が一生のうちにうつ病を発症する確率は15人に1人とも言われています。 現在100万人以上がうつとの診断を受けており、医療機関に掛かっています。 しかしながら、うつの患者さんのうち、4人に3人が受診していないと考えられています。 うつの問題は非常にデリケートで、定型うつを発症する患者さんの多くは、自分がうつ病であることを認めたくないと感じています。 気持ちの落ち込みや、無力感、食欲の減退などの症状が一時的なものなのか、治療の必要があるのか判断することができるのは医師だけです。 病院の診断では、問診だけでなく、唾液や脳波の異常からうつ病かどうかを客観的に判断することができます。 まずは気になる症状が現れたら、身近な人に相談しましょう。

うつの相談をされたら

親兄弟や子供、職場の同僚、など、うつは誰がいつ発症してもおかしくない病気です。 うつが疑われる患者さんから相談を持ち掛けられたときは、どのように対応したらいいでしょうか。 まずは、本人の話をじっくり聞いてみることが必要です。 何に対して悩んでいるのか、その症状がどれほどの期間続いているのかなど、相手の症状をまず把握しましょう。 このとき、突き放すような態度や、頑張れといった励ましの言葉は、逆効果になる恐れがあります。 気分が沈む、何もする気が起こらない、食欲や睡眠欲が湧かないなどは、代表的な症状の1つですが、特に睡眠については興味深いデーターが有ります。 睡眠時に早く目が覚めてしまう、早朝覚醒が症状のひとつとしてよく現れます。 また、朝辛く、夕方以降に気持ちが回復してくるというのもこの病気の特徴の1つです。 これらの気になる症状が見られる場合は医療機関の受診を勧めて見てください。 相談に乗る人は相談者本人のブライベートを決して公表することなく、信頼関係を築くことが大切です。